最近よく聞くWEBライターの仕事。
在宅ワークとしても人気のお仕事です。
「好きな場所で好きな時間に仕事ができる」そんなキャッチコピーで興味を持った方もいるはずです。
周囲のことが気になり、疲れやすいHSPの方にとっては、魅力的に見える仕事でもあるでしょう。
では、実際にWEBライターを始めるうえで、このようなお悩みはありませんか?
「HSPの自分に本当に仕事が務まるのか?」
「WEBライターってどうやってなるの?」
実は、筆者も最初は同じような悩みを抱えていました。
このような経験から、少しでも同じ悩みで困っている方の助けなることを願い、本記事にて
WEBライターのメリット・デメリットや必要な知識について解説します。
- どこでも好きな場所で好きな時に仕事ができる
- 直接人と話したりすることがほとんどない
- 人の気持ちに寄り添った深いライティングができる
- 提出期限(納期)を守る必要がある
- クライアントと交渉する場面もある
- 記事の書き方を勉強する必要がある
このようにHSPの方がWEBライターになるには、メリット・デメリットがあります。
実際に筆者がWEBライターとして活動するまでのステップを説明していますので、ぜひ参考にしてください。
HSPがWEBライターをやっていて大変に感じる点 | デメリット
ここでは、HSPの方がWEBライターとして仕事をしていくなかで大変と感じる点について説明していきます。
HSPの方がWEBライターをやっていて大変に感じる点は3つあります。
- 提出期限(納期)を守る必要がある
- クライアントと交渉する場面もある
- 記事の書き方を勉強する必要がある
HSPの方は、細かいことが気になったり、交渉したりすることが苦手な方が多いです。
そのため、WEBライターとして仕事をしていくなかでしんどくなってしまうこともあります。
HSPの方がWEBライターをするうえでのデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
提出期限(納期)を守る必要がある
WEBライターとして働いていると、「どうしても書けない」「手が動かない」というときが来ます。
そのようなときでも、クライアントの提出期限(納期)は待ってはくれません。
とくに副業や家事や育児の空いた時間で挑戦しようと考えているHSPの方は、どうしても「マルチタスク」となってしまいがち。
その結果、時間に追われて精神的に追いつめられることもあります。
HSPの方は、細かい部分まで気づくことができるので、一つ一つの仕事が丁寧でクライアントから喜ばれることも多いです。
反面、時間に追われると、焦りから何も手につかなくなってしまうことも。
そのため、一つ一つの仕事を確実に行う「シングルタスク」を意識して、ライター業を進めていく方がよいでしょう。
クライアントと交渉する場面もある
WEBライターの仕事は、1文字いくらといった、文字単価で収入が決まることがほとんどです。
最初は低単価でも、スキルアップや実績作りのために頑張れます。
しかし、ある程度、スキルアップしてくると、低単価での仕事ばかりしていても、労働と収入が見合わず、しんどくなることも。
そのため、文字単価を上げて効率よく仕事をしていく必要があります。
しかし、何もせずに文字単価が上がるわけではありません。
このとき必要となってくるのが、クライアントとの交渉です。
交渉はうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
人の気持ちを深読みし過ぎたり、落ち込みやすいHSPの方には、クライアントとの交渉が重荷になることもあるでしょう。
記事の書き方を勉強する必要がある
WEBライターの仕事は、特別な資格は必要ありません。
そのため、誰でも、すぐにライターを名乗ることができます。
しかし、ライターとして仕事をするうえでは、さまざまな勉強が必要です。
たとえば、分かりやすい記事の書き方や多くの人に読んでもらえるような記事の執筆方法など。
WEBライターの仕事は、自身が執筆した記事を多くの人に読んでもらう必要があります。
HSPの方は、勉強熱心な方が多いです。
しかし、まったくの初心者の場合は、一から勉強をする必要があります。
途中でわからなくなることや、進まなくなることもあるでしょう。
このようなとき、できないことにフォーカスしがちなHSPの方は、途中で中断してしまうことがあります。
そのため、目的意識をしっかりもっておく必要があるでしょう。
HSPがWEBライターをやっていて良かったと感じる点 | メリット
ここではHSPがWEBライターをやっていて良かったと感じる点について説明していきます。
HSPがWEBライターをやっていて良かったと感じる点は3つあります。
どこでも好きな場所で好きな時に仕事ができる
直接人と話したりすることがほとんどない
人の気持ちに寄り添った深いライティングができる
HSPの方は、人間関係にストレスを感じたり、環境に左右されたり、共感力がある方が多いです。
そのため、時間や場所の制約がなく、一人で作業ができるWEBライターはストレスなく働ける仕事といえます。
HSPの方がWEBライターをするうえでのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
どこでも好きな場所で好きな時に仕事ができる
HSPの人は人的にも物理的にも環境の変化に敏感です。
そのため、環境の変化で大きくストレスがかかることもしばしば。
人間関係で悩むことも多く、大きな集団で仕事をするのが苦手な方が多いです。
そのような悩みから、HSPの方は、場所や時間に制約されない自由な環境で仕事をすることを望む人が多い傾向にあります。
WEBライターは、このようなお悩みを解決できる仕事といえるでしょう。
すなわち、好きな場所で好きな時間に、環境に左右されず、マイペースにできる仕事なのです。
HSPでWEBライターになっている方は、これらの理由でWEBライターになっていることが意外に多いのです。
時間と場所にとらわれずに仕事がしたいという方にはオススメの仕事と言えます。
直接人と話したりすることがほとんどない
WEBライターの仕事は、WEB上で完結することがほとんど。
そのため、直接クライアントと会って話をすることがほとんどありません。
HSPの方は、人との関わりにストレスを感じたり、人の気持ちを深読みしてしまう方が多いです。
人間関係で疲れてしまい、仕事が続けられなくなったり、人の気持ちを深読みし過ぎて疲れてしまったりなんてことも。
仕事を探すときにも、人間関係に不安を感じるという声をよく耳にすることもあります。
そのようなお悩みのある方でも、WEBライターであれば、直接人と会って話をすることがないので、ストレスをあまり感じることなく仕事ができます。
人間関係でお悩みの方やストレスを感じやすい方にはオススメの仕事です。
人の気持ちに寄り添った深いライティングができる
WEBライターの仕事は、WEB記事の作成です。
作成した記事を人に読んでもらえて、初めて価値が出ます。
どのようにしたら、最後まで記事を読んでもらえるか?
読者の悩みはどのようなものか?
このようにつねに読者目線で執筆することが求められます。
HSPの方は、共感力が高く、相手のことを考えて行動できる人が多いです。
そのため、読者に刺さるライティングができ、たくさんの人に共感してもらえる記事を執筆できます。
これらのスキルは、WEBライターにとって、とても大切なこと。
このようなスキルが、自然にできるのがHSPなのです。
文章力に苦手意識がある方も、HSPの共感力があれば、WEBライターとして活躍できるでしょう。
HSPがWEBライターになるための3ステップ
HSPがWEBライターになるためのステップは次の3つです。
- WEBライターについて勉強する
- クラウドソーシングサービスに登録する
- 初心者OKの案件から申し込んでみる
HSPの方がWEBライターになるためには、基本的なことから少しずつ行っていくのがポイント。
HSPの方はコツコツと取り組むのが得意な方が多いので、スモールステップで少しずつ自信をつけていくのがよいでしょう。
では、具体的にどのように行動していけばよいか、詳しく見ていきましょう。
WEBライターについて勉強する
WEBライターをするには、まずはライティングの勉強が必要です。
最近は、たくさんのライティングに関する本が出ています。
新しい文章力の教室
言いたいことがうまく伝えられない、書き始めがわからないという、ライティング初心者の方にオススメの一冊。
事実を分かりやすく伝える書き方に特化している本です。
沈黙のWEBライティング
SEOといえばこの一冊というくらい有名な本です。
ストーリー仕立てになっているため、とっつきやすい本です。
盛りだくさんの内容ですが、章末のまとめを見るだけでも勉強になります。
どちらもライターの基本となる内容で、初心者のわたしでも理解できるわかりやすい内容でした。
また、アウトプットしやすい本ですので、読んだら終わりとならずに、実践してみようと思えるのもおすすめポイントです。
ライターとして良い文章を書くためには、良い文章に触れることが大切。
良い文章を知らずに、良い文章を書くことはできません。
ぜひ、たくさんの本に触れてみてください。
クラウドソーシングサービスに登録する
WEBライターとして仕事をするためには、自分で案件を探す必要があります。
しかし、初心者ライターにとって、案件を探すのは簡単なことではありません。
「どのような案件を探したらいいのかわからない」
「初心者でもできる仕事は見つかるのかな?」
そのようなお悩みを解決するためには、まず、クラウドソーシングサービスに登録することをおすすめします。
仕事をしてほしい人と仕事をしたい人を繋いでくれるサービスのこと。
- クラウドワークス
- ランサーズ
の2社が有名なので、どちらかを利用すればOKです。
、
わたし自身、WEBライターを始めたとき、クラウドソーシングサービスから仕事を受注しました。
いろいろ調べた結果、クラウドソーシングサービスがあることを知り、サービスを通して仕事を受注することができたのです。
WEBライターとして活動するためには、まずは案件を受注する必要があります。
その第一歩として、クラウドソーシングサービスの利用をおすすめします。
初心者OKの案件から申し込んでみる
初心者ライターの方は、まずは初心者OKの案件に申し込んでみましょう。
ただ、初心者OKの案件は文字単価が安い傾向にあります。
そのため、文字単価が安いままだと、WEBライターとして生活していくことは難しいです。
WEBライターとしての実績がなかったわたしは、まずクラウドワークスにて初心者OKの案件を中心に探しました。
初心者OKの案件であれば、クライアント側も初心者であることを理解してくれているので、安心して仕事ができます。
心配症のHSPの方にはこの方法がおすすめです。
また、専門分野や得意分野があれば、それらに特化した分野で探すのもよいでしょう。
わたし自身、自分の得意や経験に基づいた案件を受注した経験があります。
自分の得意分野であれば、執筆時に困ることも少ないので、仕事へのストレスも軽減するでしょう。
また、すぐに稼げるようになりたいなら、WEBライティングスクールを利用するのも一つです。
自分で勉強をするよりも、効率よく、かつノウハウなど、独学では得られない学びがあります。
直接プロによる文章の添削やアドバイスがもらえるため、独学よりも上達するスピードが早いのも特徴のひとつです。
多少の投資は必要でしょう。
長い目でみると、スクールに通うほうが、すぐに使えるスキルを習得できます。
また、講師だけでなく、仲間同士の情報交換もできるため、仕事に役立つ情報も得られやすいです。
無料体験や格安の単発講座をしているスクールもあるので、最初はお試しで受講するのもよいでしょう。
HSPがWEBライターになった人の感想は?リアルな声を集めました
ここでは、実際にHSPの人がWEBライターになった人がどのように感じているのか?リアルな声を紹介します。
- HSPが本当にWEBライターとして働けるのか?
- WEBライターになって良かったこと、良くなかったことは何?
といった不安にお答えします。
WEBライターになって良かった感想
今日も編集さんとのやり取りで和んだなぁ🍵✨
在宅ってまあ孤独なんだけど、編集さんとのやり取りとツイッターがあるとかなり和らぐ。
あと、記事書いてる時ペルソナに話しかけてる感覚だからかなwww偏頭痛持ちだし、いわゆるHSPだし、時給はまだ低いけどライターという仕事があってよかった🙏
— neco@Webライター🖋 (@neco36242676) June 23, 2021
webライターのお仕事は自分に向いているなぁと思います。
苦手な電話対応がほとんどないのが、大きな理由です。
私は強度のHSPなので、職場の電話の音が鳴るだけで心臓がバクバクして気を失いそうでした💦
今はそういったストレスがなく、仕事に全集中できるのがうれしい☺️— はな@ライター (@blackbl37539111) November 5, 2021
HSP持ちだと他人の顔色を常に見てしまったり、周りを気にしすぎて気疲れが絶えなく、何よりも人と話すのが辛かった。だけど、未経験から少しずつでもいいからって思って始めたWEBライターが自分にとても合ってて、仕事がすごい楽しい。
— RIN0💜webライター (@gugu___kuku) May 17, 2022
WEBライターになってちょっと良くなかった感想
家でライターや個人ブログ、私の場合はですが、上手く稼げなくて🥲
ライターで稼げてる人すごい…
要領が悪いので、家で働いてるのに納期があるから、家事にしわよせがいってしまう💦
やっぱりフリーランス向いていないかなって😭好きだけど、稼げなくて😭でも、どんどん家計の出費は増える一方😭— ゆるまな🌸3歳5歳姉妹の母 (@yurumana20) April 3, 2022
実際にWEBライターとして働いているHSPの方の、リアルな感想でした。
全体的に、WEBライターになって良かったとの声が多かったですが、
なかには「自分には向いていないかも…」という方もいました。
WEBライターに向いていないかもしれないと思っても、仕事内容はさまざま。
最初は自身の得意分野や興味がある分野から始めてみるとよいでしょう。
まとめ
HSPの方がWEBライターとして働くためのメリット、デメリットはありますが、仕事内容を知ることで、少しは解消されたのではないでしょうか?
HSPがWEBライターになるためのポイントをおさらいしましょう。
- WEBライターの仕事について知ろう
- ライティングの勉強をしましょう(独学、ライティングスクール)
- クラウドソーシングサービスに登録してみましょう
HSPの方は、さまざまなことを考えてしまう特性があります。
分からないことや知らないことに対する不安から、行動できないことも。
この3つのポイントをおさえることで、不安が解消し、新たな一歩を踏み出せるはずです。