「向いてる仕事が見つからずに転職を繰り返してしまう」
「繊細すぎて仕事が長く続かない……」
「楽しく働ける仕事なんてあるのかな……」と悩んでいました
そこで今回は、
- HSPで仕事が見つからない原因
- HSP向け現実的な適職の見つけ方
- HSPに向いている仕事
上記の内容を紹介します。
HSPの方【本記事ではHSPさんと呼びます】にとっての適職を知りたい方、今より充実した毎日を過ごしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
HSPで仕事が見つからない3つの原因
HSPさんが仕事が見つからない原因は、主に3つ考えられます。
- 自分の適性や強みを理解していない
- やりたいことが分からない
- ストレスを感じやすい環境に敏感
あなた自身が、あなたの良さにまだ気付いていない可能性があります。
原因を一つずつ見ていきましょう。
原因1. 自分の適性や強みを理解していない
HSPの気質は知っていても「あなたの強みは?」と聞かれると、即答できない方も多いのではないでしょうか?
HSPさんは自己肯定感が低く「特技や強みなんかないよ……」と思われるかもしれません。
しかし人には必ず、大なり小なり得意なことがあります。
きっと「強み」のハードルが、人一倍高くてストイックなのです。
そのハードルを少しだけ、下げてみてください。
例えば、努力したつもりはなくても
- 子どもの時からなんとなく続けられている習慣
- 人よりちょっとだけうまくできる気がすること
考えてみて、思い当たる“出来事”や“気付き”があれば、それがあなたの「適性」であり「強み」です。
筆者の場合だと、
- 黙々と作業するのが苦ではない
- 資料作成で間違いにすぐに気付ける
これらが「人よりはラクにできるな」と感じていました。
原因2. やりたいことが分からない
やりたいことが分からない方も多いと思います。
ポジウィル株式会社が行った、20代の社会人を対象とした調査によると、仕事の悩みは「夢中になれる仕事がしたいが、やりたいことが分からず会社選びができない」が1位となっています。
出典:大学生・社会人ともに抱える「やりたいことが分からない」という悩み 企業に求める軸に関する意識調査を発表
世間の大半の人はやりたいことが分からず、使命感を持って仕事に燃えている人はほんの一握りなんです。
- 「何がやりたいのか分からない」
- 「仕事が続かない」
そう感じているのは、あなただけではありませんので安心してくださいね。
そして「やりたいこと」だと漠然としてしまう方は、「やりたくない・したくないこと」に焦点を変えて考えてみるのも手です。
消去法になるので、仕事内容も絞られてきますよ。
原因3. ストレスを感じやすい職場環境に敏感
HSPは人一倍、まわりの変化に敏感です。
職場の雰囲気の良し悪しで、働きやすさが左右されます。
あなたも過去の経験から新しい仕事を探す際に、慎重になっているのかもしれませんね。
例えば…
- デスクは隣との距離感が近く、ザワザワしている
- シフト制で出勤時間が不規則
- しょっちゅう電話のコール音が響いている
- 出張や、社外での移動も多い
- 高圧的な態度の人がいる
- 社外の人や不特定多数と関わることが多い
上記のようだと、HSPさんにとっては刺激が強くて働きにくい環境です。
慎重になるのは悪いことではなく、むしろHSPにとって働く環境はどんなところか?を見極めるのはとても重要です。
あなたにとって快適な環境も知っておきましょう。
HSP向け現実的な適職の見つけ方
ここからは現実的な適職の見つけ方を紹介します。
大きく分けて以下の4つです。
- 自己分析をする
- HSP気質が活かせる仕事を選ぶ
- 自分の興味のある仕事を選ぶ
- それでも見つからない場合はプロに任せてみる
1. 自己分析をする
就活でよくやる自己分析。筆者は正直ピンときませんでした。
『自己分析』と聞くと、脳が勝手に拒絶反応を起こしてしまいますよね。
ですから、もっとシンプルに「自分の価値観を尊重してみよう」と考えてください。
あなたは何が「好き」で、何が「イヤだ」と感じるのかを、ノートやアプリのメモ機能などに書き出してみましょう。
出来上がったリストを比較しながら見てみると、あなたの価値観のボーダーラインが浮かび上がってきますよ。
2. HSP気質が活かせる仕事を選ぶ
仕事を探す中では、HSPの強みを活かす思考も大切です。
「苦手を克服するよりも得意なことを伸ばす」作戦ですね。
HSPの具体的な長所は、以下のとおり。
- 細かいところに気がつける
- 共感力が高く、人の痛みがわかる
- 丁寧に仕事を進められる
- コツコツと努力ができる
- ひとり時間も楽しめる
- 想像力や感受性が豊か
- 相手によって態度を変えない
- 危機管理能力が高い
ザッと挙げるだけでもたくさんの長所があります。
HSP気質が活かせる具体的なお仕事は次の章で紹介しますね。
3. 自分の興味のある仕事を選ぶ
HSPさんにとって「興味のある仕事(分野)か」で選ぶのも大切です。
HSPの特性で興味や関心の高いことは、誰かに指示されなくても調べて行動していくので、いつの間にか詳しくなります。
気付いたら周りよりも知識や経験が豊富になるので働きやすくなり、結果的に仕事が長く続けられるケースもあります。
『仕事』でピンとこなかったら、YouTubeや、SNSでフォローしているアカウントを見直してみましょう。
発信している内容に関心が高いジャンルや、ヒントが隠れているかも。
美容でも節約でも動物でも、なんでもかまいません。
少しでも「やってみたい」と感じたら行動してみるのも選択肢のひとつですよ。
4. それでも見つからない場合はプロに任せてみる
それでもどうしたらいいか不安なときは、プロの力を借りる方法もあります。
HSPは物事を深く捉えるので考えすぎてしまい、なかなか行動に移せないことはありませんか?
一人で悩んで結論が出ずモヤモヤした日々を過ごすよりも、プロと一緒に行動した方が近道になりますよ。
そこで、HSPさんにピッタリのサービスとして「マジキャリ」が挙げられます。
私はマジキャリを利用しました!
決め手は価格ですが(笑)、担当の方にも恵まれて結果的には満足してます。
サービス利用時から時間はかかったけど、現状納得のいく転職もできました。 https://t.co/tBuX69llNg— mizuki|人見知りな営業女子 (@j_sfmc) March 17, 2022
マジキャリを始めて救われたのが、自分を卑下しすぎないようになったこと。
仕事ができなくてダメだと自分を責めてしかいなかった。
でも苦手な顧客のために早く出社すること、問い合わせをしっかり対応できたこと、些細なことでも頑張ったと思うようにしてから、少し自信もついてきた。#マジキャリ— ハッハー (@hahhar_2021) July 27, 2021
マジキャリでは初めてサービスを利用するのに抵抗がある方でも、以下のように配慮されています。
- 初回相談が無料
- 業界を知り尽くした20〜40代のコーチに相談できる
- 自己分析だけで終わらず、具体的な行動への落とし込みまでサポートしてくれる
- 転職しなくてもOK
これらのように複数のメリットがあるので、HSPさんが安心して利用できるオススメのサービスです。
自分の強みを客観的に見てほしい方や、転職に失敗したくない方は一度チェックしてみてくださいね。
HSPに向いている仕事
続いてHSPの強みを活かせる、なるべく人と関わらずにできる仕事を4つ紹介します。
「お客様と関わらずにできる仕事」
①倉庫作業
②清掃スタッフ
「在宅でもできる仕事」
①WEBデザイナー
②WEBライター
大きく2つに分類しました。
HSPさんが楽しく働ける仕事を知りたい方は、参考にしてみてくださいね。
1. お客様と関わらずにできる仕事
①倉庫作業
通販会社や、ファッションサイトなどでピッキングや発送業務を担うお仕事です。
基本的に担当場所を一人で任せてもらえるので、黙々と取り組むシングルタスクはHSPさんの得意分野。
雑音も少なく、自分のやるべき作業に没頭できるのでHSPの能力を発揮できますよ。
正確性も求められるので、人と極力関わりたくない方にうってつけの仕事です。
②清掃スタッフ
HSPが一人で作業出来て、のびのびと働けるのが清掃スタッフです。
駅構内での清掃から、オフィスビル内、ホテルの客室の清掃まで種類もさまざま。
ピカピカになった空間を、利用者が気持ちよく過ごせる姿を想像するとやりがいもありますよね。
丁寧な仕事ができるHSPさんは、その能力を存分に発揮できるでしょう。
2. 在宅でもできる仕事
「一人で働きたい」
「場所にしばられずに家で働きたい」
そんなHSPさんは在宅ワークを検討してみてください。
①WEBデザイン
WEBデザインは主にWebサイトのデザイン、バナー画像の作成や、Webサイトのコーディングをするお仕事です。
決してセンスがないとダメではなく、「分かりやすさ」や「見やすさ」を求められます。
HSPさんは好奇心旺盛なので、
- 新しいものにアンテナを張っている
- 街中で広告やポスターを見るのが好き
- フォントや細かい部分までこだわれる
- 地道な作業がこなせる
そんな感性豊かな長所を伸ばせる職業ですよ。
「Photoshop」や「Illustrator」などのソフトを駆使しつつ、デザインを整えていく仕事なので、興味が持てるかまずはお試しで触ってみると良いでしょう。
②WEBライター
WEBライターは、主にネット記事の執筆からSNSの運用代行・ディレクション業務まで幅広い職種です。
- 文章を書くことが好き、苦ではない
- 細かい誤字脱字に気付ける
- 自分でスケジュール管理ができる
- 分からないことは普段から調べるクセがついている
HSPさんは、上記の能力が長けている方が多い印象です。
特に『読者の悩み・疑問に寄りそって解決へ導く記事を書く力』が求められます。
HSPの共感能力の高さは、WEBライターに必要なスキルとして活かせますよ。
まとめ
仕事が見つからなくて悩んでいるHSPさんは、
- 自己分析をする
- HSP気質が活かせる仕事を選ぶ
- 自分の興味のある仕事を選ぶ
- それでも見つからない場合はプロに任せてみる
これらを実践してみましょう。
最後にお伝えしたいのは「自分に向いていることや嫌いじゃないことをやったほうが、生きやすい!」ということです。
今回紹介した職業以外にも、あなたが「得意なこと」の中に、働きやすいヒントが隠れています。
適性を見出して仕事で活かせると、自信が生まれるので心を解放して働けます。
苦手だと感じることは極力減らしていき、あなたの強みを活かしてくださいね。