「仕事が続かない」
「すぐに飽きてしまう」
「自分に合う仕事がわからない」
あなたは、このような悩みを抱えていませんか?
もしかしたら、忍耐力がないから続かないと思い、落ち込まれている方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。
この記事ではHSS型HSPの特徴を踏まえて、なぜHSS型HSPの人が仕事が続かないのか原因を探っていきます。
そして、HSS型HSPの人が無理なく続けられる仕事を見つけられる方法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
HSS型HSPが仕事が続かない理由3選|仕事ができない訳ではない
ここでは、仕事が続かないと悩まれているHSS型HSPの人のために、HSS型HSPの人の仕事が続かない理由を3つご紹介します。
ご自身にあてはめて読んでみてください。
理由1 好奇心旺盛で飽きやすい
HSS型HSPの人は外部からの刺激に敏感ですが、刺激を求める特徴があります。
そのため、好奇心旺盛な人が多いです。
さまざまな情報を受け取り、その情報すべてに興味を向ける傾向があります。
いろんなものに目移りしてしまうことはありませんか?
それは、HSS型HSPの人の特徴でもあるのです。
そして、その興味は時間とともにうすれていき、次第に興味がなくなってしまう傾向にあります。
これが、HSS型HSP人の飽きやすくて仕事が続かない原因のひとつになっているのです。
しかし、一見マイナスばかりに感じるかもしれませんが、好奇心が旺盛であるということは、さまざまなことにチャレンジし、無限の可能性が広がっているということです。
ぜひ、HSS型HSPの好奇心旺盛な特徴を存分に発揮しましょう。
理由2 燃え尽きやすい
HSS型HSPの人はストレスをためやすく、好奇心旺盛で、さまざまなことにチャレンジします。
そのため、おのずと失敗回数が増えます。
自己肯定感が低い傾向にあるHSS型HSPの人にとって、失敗したことばかりをクローズアップし、何もできないと感じてしまうのです。
その状態が積み重なることで、思いやりがもてなくなったり、心が消耗したり、達成感がもてなくなってしまいます。
これが、いわゆる燃え尽きという症状です。
しかし、これは、とても真面目なHSS型HSPの人が頑張ったことで出ている症状です。
本来のHSS型HSPの人は、情熱的で思いやりのある優しい心の持ち主です。
すなわち、いま、このような状況にあっても、あなた自身が悪いわけでも、仕事ができないわけでもないのです。
理由3 気がつきやすい
HSS型HSPの人は、さまざまな情報を吸収する力に長けています。
そのため、いろいろなことに気がつきやすい特徴があります。
HSS型HSPの人は、勤勉で豊富な知識をもっているうえに、思考力も高く、ほかの人が気づかないことや考えないような視点をもっています。
しかし、HSPとしての繊細さを持ち合わせているがゆえに、気にしすぎたり、傷つくこともよくあります。
仕事を続けていくうえでは、ときには障害になってしまうこともあります。
しかし、これはHSS型HSPの人にしかないステキな特徴なのです。
HSS型HSPの人は、
- 高い共感力と思考力
- 勤勉さ
を持ち合わせており、「何も言わなくてもわかってくれる」いわゆる天才肌と言われることもよくあります。
この特徴も上手に活用することで、大きな力を発揮することができるのです。
【HSS型HSP】無理なく続けられる仕事の見つけ方3ステップ
ここでは、HSS型HSPの人が無理なく続けられる仕事の見つけ方を3つのステップに分けてご紹介します。
一緒にステップ1から見ていきましょう。
ステップ1|自分の好きなもの、興味のあるものをピックアップ
まず一つ目は、自分の好きなもの、興味のあるものをピックアップすることです。
すぐには出てこないという人もいるかもしれません
そのときは、嫌いなもの、苦手なものをピックアップするのもひとつの方法です。
嫌いなもの、苦手なものが出せたら、それを言い換えてみるとよいでしょう。
これは、いわゆる逆転発想というものです。
ぜひ、好きなものが出てこない場合は試してみてください。
ピックアップする際は、ブレインダンプという方法がオススメです。
一定の時間内に決めたテーマについて、ひたすら紙に出して頭の中を空っぽにする方法
ブレインダンプの方法は以下を参照してください。
必要物品
- タイマー
- ペン(あればカラーペンもあるとよい)
- スケッチブック(大きめサイズがオススメ)
方法
- テーマを決める
- タイマーをセットする(10~15分)
- テーマについて頭に思い浮かんだことを全て書き出す(考えこまずに書き出す)
- 書き出したものを見て、自身の傾向を分析(今回の内容であれば、HSS型HSPの特性に合ったものを探してみるなど)
ステップ2|書き出したものの中からHSS型HSPの特性に合ったものを選ぶ
ステップ1の好きなもの、興味のあるものは書き出せましたか?
あまり書けていないという人もいるかもしれせんが、大丈夫です。
書き出した数は問題ではありません。
書き出したものを分析することが大切です。
書き出した紙を眺めてみましょう。
HSS型HSPの特性に合ったものを探してみてください。
たくさんあった人は、それぞれで熱量が違うはずです。
おそらく、熱量の高いものは、HSS型HSPの特性に合っていると思います。
逆にあまり出せなかったという人は、書き出したものが、そのままHSS型HSPの特性に合っている可能性が高いです。
まずはご自身で分析してみてください。
その結果をもとに、HSS型HSPの人に合った仕事を探しましょう。
ここでポイントになるのが、HSS型HSPの特性に合った仕事を選ぶことです。
別記事の「HSS型HSPに向いている仕事6選」も参考に、ご自身の興味のある仕事を探ってみてください。
もし、気に入った仕事が見つからないという場合は、キャリアコーチングサービスで相談してみるのもオススメです。
ステップ3|転職活動をする
ステップ3は転職活動です。
いまの仕事が自分に合っていないとモヤモヤしているなら、まずは退職してリセットしましょう。
退職が言い出しにくいという人は、退職代行サービスもあるので、活用するのもひとつです。
退職したら、転職活動を開始します。
ステップ2で考えた仕事内容を参考に、転職サイトや求人サイトなど、あなたに合った媒体で転職活動するとよいでしょう。
大切なのは焦らないことです。
じっくり、自分自身と向き合い、あなたに合った仕事をみつけましょう。
転職するのは抵抗があるという人も、在宅ワークや起業をするといった方法もあるので参考にしてみてください。
あなたに合った仕事は必ず見つかります。
好奇心旺盛なHSS型HSPだからこそ、さまざまな可能性も秘めています。
ぜひ、自信をもって、転職活動をしてください。
まとめ|HSS型HSPは仕事が続かないと悩まなくてOK
以上、HSS型HSPの人の仕事が続かない理由と、無理なく続けられる仕事の見つけ方についてご紹介しました。
仕事が続かない、すぐに飽きてしまう、合う仕事がわからないというお悩みが解消できたのではないでしょうか。
これらの原因は決して、あなた自身が悪いわけではないのです。
HSS型HSPという特性が原因であることがわかっていただけたら、見える景色が変わるのではないでしょうか。
HSS型HSPの人は、繊細さとアクティブさを兼ね備えている、貴重な存在です。
あなたにしかできない、仕事が必ずあります。
この特性を活かした仕事がみつかり、イキイキと働くことができることを願っています。